夏バテの時期に歯ぐきが腫れる?体調とお口の意外な関係

お盆が明けても、まだ暑い日が続く8月後半。
会津若松市でも日中は気温が上がりやすく、「食欲がない」「疲れが抜けない」「なんとなく体がだるい」と感じている方も多い時期です。
そんなとき、
- 歯ぐきが腫れている
- 歯みがきで血が出る
- 口の中がネバつく
- 口臭が気になる
といった、お口の変化に気づくことがあります。
今回は、夏の体調と歯ぐきの関係についてご紹介します。
夏バテそのものが歯ぐきを腫らすわけではありません
「夏バテしたから歯ぐきが腫れた」と思われることがありますが、夏バテそのものが歯ぐきの腫れを起こすわけではありません。
歯ぐきが腫れる背景には、
- 歯垢(プラーク)の蓄積
- 歯肉炎や歯周病
- 磨き残し
- 歯の根の周囲の炎症
などがあります。
歯周病の初期では、歯と歯ぐきの境目が赤く腫れたり、歯みがきのときに出血したりすることがあります。
体調を崩した時期に、もともとあったお口のトラブルに気づくケースもあります。
暑い時期はお口の乾燥にも注意
暑い日は汗をかく量が増え、水分が不足しやすくなります。
また、エアコンの効いた室内で長く過ごしたり、寝ている間に口呼吸になったりすると、口の乾燥が気になる方もいます。
唾液には、お口の中を洗い流したり、食事によって酸性に傾いた口の中を元に戻したりする働きがあります。
「朝起きると口が乾いている」
「以前より口の中がネバつく」
という方は、水分補給とあわせてお口の状態も確認してみましょう。
寝ている間は唾液が流れにくく、口の中が乾燥すると細菌が活動しやすくなるため、就寝前の歯みがきも重要です。
お盆休みで生活リズムが変わっていませんか?
8月は帰省や外食などで、いつもとは違う生活になりやすい時期です。
思い当たるものはありませんか?
- 夜更かしする日が増えた
- 外食や間食が続いた
- お酒を飲む機会が増えた
- 疲れて歯みがきが簡単になっていた
- 寝る前の歯みがきを忘れてしまった
数日だからと油断していると、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間に汚れが残りやすくなります。
お盆休みが終わったら、生活リズムと一緒に毎日の歯みがきも整えていきましょう。
歯垢をそのままにすると「歯石」になります
ここで知っておきたいのが、歯垢と歯石の違いです。
歯垢は、歯の表面につく細菌を含んだやわらかい汚れです。
毎日の歯みがきやフロスで取り除くことができます。
一方、歯垢が残ったままになると、唾液中の成分によって硬い歯石へと変化していきます。
歯石になると歯ブラシでは取り除けません。
そのため、
「毎日歯を磨いているから歯医者に行かなくても大丈夫」
とは限りません。
自分で落とせる汚れと、歯科医院でなければ除去できない汚れがあることを知っておきましょう。
歯みがきで血が出たら、磨かない方がいい?
歯ぐきから血が出ると、その場所を避けて磨きたくなるかもしれません。
しかし、歯肉炎では歯ぐきの周りにたまった歯垢が炎症の原因になっていることがあります。
力を入れてゴシゴシ磨く必要はありませんが、やわらかめの歯ブラシなどを使い、歯と歯ぐきの境目をやさしく清掃しましょう。
出血が続く場合や、腫れ・痛みがある場合は、自己判断で様子を見続けず歯科医院で確認してください。
「腫れが引いたから大丈夫」とは限りません
ただ、症状がなくなったからといって、原因までなくなったとは限りません。
歯周病は自覚症状が少ないまま進行することがあり、体調などの変化をきっかけに痛みや違和感が現れる場合があります。
日本歯周病学会でも、いったん腫れが治まっていても、歯周病そのものが治ったとは限らないと説明しています。
特に、
- 腫れを何度も繰り返す
- 歯みがきのたびに血が出る
- 口臭が気になる
- 歯ぐきが赤い
- 歯が浮いたように感じる
- 噛むと違和感がある
- 歯が少し動くようになった
といった変化があれば、一度確認しておきましょう。
毎日のケアと歯科医院でのケアは役割が違います
お口の健康を守るには、どちらか一方だけではなく、毎日のセルフケアと歯科医院でのケアを組み合わせることがポイントです。
自宅では、
- 1日2回以上の歯みがき
- フロスや歯間ブラシの使用
- 就寝前は特に丁寧に磨く
- 水分補給を意識する
といった習慣を続けましょう。
歯科医院では、普段の歯みがきでは落とせない歯石の除去や、歯周ポケットの状態などを確認できます。
症状が出てから受診するだけでなく、定期的に状態を確認することが、歯周病の早期発見にもつながります。
夏の終わりに、お口の状態も確認してみませんか?
残暑が続く会津若松市。
夏の疲れが出やすい時期だからこそ、体だけでなくお口にも目を向けてみてください。
歯ぐきの腫れや出血は、「少し疲れているだけ」と見過ごしてしまいやすい症状です。
しかし、その奥に歯肉炎や歯周病などが隠れていることもあります。
一箕歯科医院では、歯ぐきの腫れ・出血・口臭をはじめ、歯周病の検査や定期的なお口のチェックにも対応しています。
「少し腫れているだけだから」
「痛くないから大丈夫」
と自己判断せず、気になる変化が続いている場合はお気軽にご相談ください。
監修者情報
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監修 |
渡部 晃士 |
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役職 |
医療法人 渡部会 理事長 兼 一箕歯科医院 院長 |
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経歴 |
2018年3月 日本歯科大学 新潟生命歯学部卒業/2019年3月 日本歯科大学新潟病院 臨床研修修了/2019年4月 一箕歯科医院勤務/2021年4月 副院長/2023年9月より理事長兼院長 |
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所属等 |
歯科医師臨床研修指導医/東北大学社会人大学院 在学中/日本補綴歯科学会 会員/日本口腔インプラント学会 会員/点滴療法研究会 認定医/2023年 SJCD原宿マスターコース 修了 |
医院情報
一箕歯科医院
〒965-0006
福島県会津若松市一箕町大字鶴賀字下居合56−1
会津若松市の歯医者・歯科「一般歯科・小児歯科・予防歯科」、矯正歯科、インプラント治療など幅広い診療に対応しています。
夏の暑さが続く時期は、疲れや食欲低下、水分不足、お盆休み中の生活リズムの変化などが重なりやすくなります。
夏バテそのものが直接歯ぐきを腫らすわけではありませんが、歯垢の蓄積や歯肉炎・歯周病など、以前からあったお口の問題に気づくきっかけになることがあります。
「歯ぐきが腫れている」「歯みがきで血が出る」「口の中がネバつく」「口臭が気になる」といった変化が続く場合は、体調のせいと決めつけず、一度お口の状態を確認しておくことが大切です。
気になる症状がありましたら、会津若松市の一箕歯科医院へご相談ください。
理事長コメント
歯ぐきの腫れや出血は、一度おさまると「もう大丈夫」と思ってしまいがちです。
しかし、症状が落ち着いていても、歯ぐきの炎症や歯周病などの原因が残っている場合があります。
特に夏の疲れが出やすい時期は、お口の変化にも目を向けてみてください。
「いつもより歯ぐきが腫れている」「出血を繰り返す」「噛むと違和感がある」など、少しでも気になることがありましたら、早めにご相談ください。お口の状態を確認し、必要に応じて適切なケアをご案内いたします。






